Not in service #5

✝h▲✝´s ΛΛε【終焉】

That's me

Not in serviceです。

これは「自分」の話です。
僕が生きている世界の、そのままを舞台にしました。


悲しいほどに、自分のことしかできませんでした。
自分の好きなことしか、できませんでした。
しかも、それを公に共有することに、努力をせず。
他人の力を利用し、ほうぼうに迷惑をかけながら、やってきました。

それでも、自分のことにしか興味がありません。
自分の好きな音楽や絵やゲームや言葉にしか興味がありません。
それを乱す奴には正直「死ね」と思ってしまい、
ていうか自分のリズムやムードを乱す奴は「殺す」と思いますし、
というか、そういう人とはすぐ距離をとり、風景と化したいです。
3年に一回は、そういう人と連絡をとらねばならず、
今も億劫です。

自分のことを好きでいてくれる人が好きです。

そんなことを、もう28年以上生きたのに考えて、
もうこのまま世界が変わることはないしそれは怖い。
だが、何か可能性があるとするなら、もうその自分そのものを、
ぶつけるしかないと思いました。

hiphopの人間のように「俺様語り」になるでしょうか。
猟奇的な夢におぼれた人間の「俺様語り」、
勝手に、俺はtyler the creatorだ、とでもほざいて、
くだらない仕事で働いて、でも、あなたにこれを届けます。

でも、誰かはこの物語を見てこう言うでしょう。

「変わらない自分を愛しちゃってる以上変われない。ずっと机上で空論と遊んでろ」

そうさせてもらいます。死ね。


もういない、青い寝台列車に乗って、
東京の西北の、失われた劇場、消滅した学部から出てきました。

こんにちは。Not in serviceです。